防災心得帖 4月 避難所編⑤「地域コミュニティを活用すべし」
「自治会活動が活発な街は防災力が高い」などと言われます。日常のなかで築かれる「ご近所力」を磨くことは、「ただで出来る手っ取り早い防災」です!
【避難所編⑤】地域コミュニティを活用すべし
大きな災害が起きたとき、最も頼りになるのは「つながり」です。行政による支援には限界があり、発災直後には救助や情報がすぐに届かないこともあります。そんなとき、助け合えるご近所同士のつながりが、私たちの「命綱」になります。
例えば、自治会が実施する防災訓練(安否確認/避難/消火/救命訓練など)、防災イベントなどの活動に積極的に参加してみると、災害の知識や自治会・行政の取り組みについて見識が深まります。
また、日頃から隣近所と積極的に交流し、顔見知りになっておくことが大切です。個人情報保護が何かと気になるご時世ですが、日常的に挨拶を交わして風通しを良くしておくことが助け合いの第一歩です。
災害時は、避難所は地域の情報を収集して行政に上げ、また行政から下りてきた情報を整理して広報する拠点にもなります。平時でも自治会は信用のおける防災情報の収集・配信に努めています。有用な情報は、ご近所とも共有しましょう。
1500世帯超えの私たちの町なら、きっと大きな力になります。無理のない範囲で、少しずつ関わってみませんか?

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