東日本大震災から14年

 

3月11日――東日本大震災から14年、私たちが学ぶべきこと

 今日、3月11日は14年前に東日本大震災が発生した日です。あの日、多くの尊い命が奪われ、甚大な被害がもたらされました。あの経験から私たちが学び、今に生かすべきことは何でしょうか?

地震・津波は必ず来ると考える

 「まさか、こんなに大きな地震が…」「ここまで津波が来るとは…」――当時、多くの人がそう感じました。しかし、私たちはもう知っています。地震は予測できず、津波は想像以上の力を持つことを。沿岸部では、津波のリスクを常に意識し、「津波てんでんこ(各自が率先して逃げる)」の精神で、ためらわず避難することが大切です。

日頃の備えが生死を分ける

 震災時、食料・水・トイレ・情報手段などの備えがあるかないかで、避難生活の過酷さが大きく変わりました。最低でも3日分、できれば1週間分の備蓄を。家族と「どこに避難するか」「どう連絡を取るか」を話し合い、いざという時に迷わないようにしましょう。

地域のつながりが命を守る

 震災では、近所の方との助け合いが多くの命を救いました。特に高齢者や体の不自由な方、小さな子どもを抱える家庭は、周りの支援が必要です。日頃から地域の人と声をかけ合い、いざという時に助け合える関係を築いておきましょう。

「備えあれば憂いなし」
 あの日の教訓を忘れず、一人ひとりが防災意識を持ち続けることが、未来の命を守ることにつながります。この機会に、ご家庭や職場で防災について話し合ってみませんか?

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