普通救命講習1を受講し終えて

 9年前に学んだ時、救急車は「通報から平均6分」で到着ということでした。

 先日の普通救命講習でのお話ですと、今は平均でも「9分」。たかが3分、ではありません。

 心肺停止に陥ったあと除細動が1分遅れるごとに救命率は7~10%ずつ下がります。このことから10分以上除細動が行われないと生存が難しいことがわかります。
実際に通報までにも時間を経ていることを考えると、無処置ですと致命的です。

 胸骨圧迫と人工呼吸によるCPR(心肺蘇生法)は一般市民でもできるものです。しかし実際に倒れた人を前にして、質の高いCPRを行うことは難しいことでもあります。質の高いCPRを行うためには、心肺蘇生に関する正しいトレーニングを重ね、必要な時にしっかりと実践できるようにすることが大切になります。

 AEDの設置率は日本が世界一です。周囲の人にも助けを求め、できるだけ早くAEDを確保し、できるだけ早い段階で除細動を開始することが生存率を上げることにつながります。

 来年度以降も普及に努めたいと思います。  以下、アンケート結果です。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 年齢を教えて下さい。。回答数: 8 件の回答。
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 性別を教えて下さい。。回答数: 8 件の回答。フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 座学のわかりやすさはいかがでしたか?。回答数: 8 件の回答。
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 実技のわかりやすさはいかがでしたか?。回答数: 8 件の回答。
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 実技に取り組んでみていかがでしたか?。回答数: 8 件の回答。
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 実際に遭遇したら、救命活動に協力したいと思いますか?。回答数: 8 件の回答。
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 講習は毎年開催予定です。周りの方に勧めたいと思いましたか。回答数: 8 件の回答。
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 今回の企画は総合的にはいかがでしたでしょうか?。回答数: 8 件の回答。
栄消防署・消防団の皆様に向けて、講習会の感想や質問など、自由にご記入下さい。7 件の回答
大変わかりやすく、勉強になりました。また学びたいと思います。
なんとなく聞きかじった情報が、しっかりとした知識になりました。少人数だったこともあり、マンツーマンの指導を受けられたのはとても貴重でしたし、分からないことをしっかり教えていたたけて、ありがたかったです。本番に遭遇することが無いことを祈りますが、もしもの時に役立つ行動がとれたらと思います。ありがとうございました
二輪所持で、自動車免許を遅くに取ったが(コロナ禍前) AEDの使用や人工呼吸の訓練をしていなかったのでとても勉強になりました。
今回 救急救命について、貴重な経験とあらためて勉強をさせていただきありがとうございました。30年前に自動車学校で勉強していらいです。なんとなく不安な急救命の知識でしたが、少し自信を持って何かの際には対応できる自信を少し待てる事ができました。本当に、ありがとうございました。
人数が10人であったため時間も十分であり大変良かったと思います。
丁寧に分かり易く説明頂き、感謝いたします。実際にこうした局面に遭遇したくはありませんが、いざという時には冷静に今日のことを思い出し、自信をもって臨みたいと思います。
実技の大切が良くわかった 見ていた通り事が全く出来ませんでした 救急車を呼ぶかAEDを探すかしか出来そうもありません
SSSの活動に関して自由にご記入ください。5 件の回答
いつもお疲れ様です。
防災用品や設備(ソーラーや車、V2Hなど)の導入事例紹介など見れると良いですね
いつもありがとうございます
防災の活動にご尽力いただき、感謝しています。こうした方々がいてくださることをもっともっとPRしたいと思います。自治会活動に関心を持っていただけない若い世代にもこうした活動があることを知っていただけるような工夫が必要だと改めて感じました。
頑張っていただきたいと思います



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