防災心得帖 2025.07「ハザードマップを読み解くべし」
「ハザードマップを読み解くべし」 先日、防災委員会で、災害図上訓練(以下、DIG)を行いました。これは数人ずつのグループに分かれて、地域の地図に自宅、山や川、主要道路、公園、避難所 / 場所、医療機関や公的機関などを色分けして示した上で、起こり得る被害について書きこんだ付箋を貼り、更にその対処について話し合い、最後にグループ毎に発表し合う、という訓練です。 開始直後は緊張しがちだった雰囲気も、次第にチームワークが生まれ、真剣ながらも和気あいあいと進行し、この街の地形上の問題、発災直後の自助・共助の重要性について、新発見・再認識を共有できました。特にまだ住まわれて日の浅い方や、留守にしがちな方は、多くの気づきがあったようでした。 大変意義のあるDIGは、今後多くの方に参加してもらえる企画をしていきたいところですが、皆様におかれましても、まずは、ハザードマップをご覧いただき、眺めてみることから始めてみてはいかがでしょう?地図を見て「街を知り」「災害を知り」「人を知る」ことができてこそ、発災時の行動や日頃の準備について具体的にイメージできるようになることでしょう!